マイクをスマホに接続して録音したくてもやり方がわからないという方に向けて、必要な物と簡単にできる接続方法をご紹介します。
私自身マイクをパソコンに繋ぐためにインターフェースは購入していたのですが、もっと手軽にスマホに接続して録音できたらと思い、試してみたところ使用することができたのでその方法をまとめています。
機材はあるけどパソコンに繋ぐのはめんどくさくて使っていないという方や、せっかくならスマホでも気軽に録音、撮影したいといった方にもおすすめです。
今回はiPhoneに接続する方法をまとめていますが、機器なのでiOSのアップデートや対応機種によってはうまく接続できない場合がありますのでご了承ください。
接続に必要な物
はじめに準備しておくものがいくつかありますが、スマホ、マイク、インターフェース、変換アダプタ、ケーブルがあれば大丈夫です。
今回のダイナミックマイクを接続する場合はインターフェースに繋ぐ必要があり、スマホ専用の物を購入するとより簡単に接続することができます。
パソコンに繋ぐタイプのインターフェースをお持ちの方はそちらを今回は使いますのでぜひ試してみてください。
スマートフォン
今回は少し古い機種のiPhone Xで試して無事に認識しました。
iOS環境や機種によってうまく認識しない可能性もありますので他の機器を購入する際にはご注意ください。
ダイナミックマイク
こちらのダイナミックマイクを使ってスマホに繋いでいきます。
SHUREのPGA58を使います。
XLRケーブルが付属していたので付属のケーブルを使用しています。
デスクなどで固定して録音等をしたい場合はマイクスタンドを用意しましょう。
インターフェース
Behringer(ベリンガー)1-Channel U-PHORIA UM2 を使用します。
製品によっては別で電源供給ができるUSB端子がついてあるものもありますが、こちらは供給口がないのでiPhoneと接続する変換アダプタは同時にiPhoneの電源供給が可能なタイプの物を購入する必要があります。
持っているインターフェースの電源供給が2つあるタイプかどうかは前もって確認しましょう。
変換アダプタ
利用したのはLightning USB 変換アダプタのSDカードリーダーです。
同時に充電ができるタイプを使わないと今回のような給電と接続ケーブルがひとつのインターフェースには使うことができないので注意してください。
繋ぐ際に電源供給をする必要があります。
今回は1500円ほどの物を購入して使用することができましたが、Apple純正でないと動作しない可能性もあります。
スマホとマイクの接続方法
それではこの機材とケーブルを使ってiPhoneとマイクを接続していきましょう。
写真だとケーブルがごちゃごちゃしてしまい見にくくなってしまったので、イラストにして見やすくしています。
全てのケーブルと本体を繋ぎ合わせるとこのようになります。
機材をお持ちの方はケーブルはどこに繋げばいいかはわかると思いますが、最後にちゃんと接続できているか確認しましょう。
①全てのケーブルの接続端子があっているか確認します。
②変換アダプタに電源供給用のケーブルを繋いでインターフェースの電源が入っているかチェックします。
③動画の撮影やボイスメモ、専用のアプリなどで録音されていれば接続は完了です。
電源が入らない録音されないなどの場合は、ケーブルの接続の確認、差し直し、スマホの再起動を試してみてそれでも繋がらない時は、変換アダプタが純正でないためなどの理由も考えられます。
まとめ
インターフェースを使ってダイナミックマイクをパソコンに繋ぐことは簡単にできますが、スマホに接続する方法はあまり知られていないと感じたのでまとめてみました。
最近では動画撮影や音楽制作などもスマホやタブレットで気軽に作れますし、より良い音質での通話をすることもできます。
機材さえそろっていれば接続の仕方は簡単なので気になった方はぜひ試してみてください。
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