不器用でも美容師になれる?器用じゃないと難しい?練習すれば大丈夫!

仕事

美容師になりたいけど自分は器用じゃないからカットやカラーなどの技術ができる自信がないからといった理由で諦めてしまうのはもったいないです。

器用だからできるんでしょ?とお客様から言われることも多々ありましたが、実際は見えないところでたくさんの練習や経験があっての技術です。

髪を切る、染める、アレンジする、パーマをかけるなど多くの技術を必要とするため美容師を目指す人は「こんなにたくさんの技術ができるか不安」といった方も多いはずです。

不器用でも練習すればできるようになりますし、技術だけではなく接客やコミュニケーションが得意な人、会話が好きな人はさらに強みになります。

自身の接客や技術を喜んでもらえた時は大きな喜び、やりがいに繋がります。

不器用だけど大丈夫かなと心配な方に向けて、自身の経験から美容師として大切だと感じる事や不安の解消法などひとつずつ解説していきます。

不器用な美容師は多い?

美容師は人見知りが多いということはよく聞きますが、同じくらいに自分は不器用だという人も多くいます。

サロンに行って施術してもらっている立場だとなんでもできてすごいと感じますが、営業後などの時間を使い何年も練習をして経験を積むことでひとつひとつの技術が身に付きます。

私自身はじめの頃は覚える技術があまりにも多く感じ練習しても思うようにいかず、スタイリストになった自分を想像できなかったです。

美容師になりたいけど不器用だから心配といった理由で悩んでいるならそのぶん練習すればおのずと技術は身につきます。

専門学生の時に友達がワインディングという実技でクラスで一番になるために、朝も放課後も休日も練習をし続けてクラスで1番になっていました。

そして得意分野があるならそれに特化したサロンで働く、得意な技術を自分の強みにしてSNSなどを活用して集客するといったことも可能です。

器用さは関係ない?

全く関係ないかというともちろんそういうわけではないですし、技術の感覚をつかむ覚えの早さなどにも差は出てきます。

でもはじめはうまくできなくても練習をすればできるようになります。

私自身も入社してしばらくは朝スタッフより早く行って練習をして営業後にも練習していましたし、休みの前の日は12時まで自習練習したりしていました。

不安なら勉強や練習することが1番の安心に繋がり、講習を受けたり本を買ったりウィッグで試してみたりと知識、行動、経験が成長に繋がり安心や安定にもなります。

技術力が高い人ほど見えたないところで多くの練習をしているので不器用だからという不安は行動することで変えていくといいでしょう。

美容師は技術だけじゃない

美容師はカットやカラーなどの技術面が特に重要に感じますが、ヘアカラーの色味を選ぶ時は手先の器用さだけでなく薬剤知識経験なども重要になります。

そしてお客様のなりたい形をカウンセリングによって引き出し共有することも大切です。

なりたいヘアスタイルがわからなければどれだけ技術があってもお客様の求めていた形ではないので意味がありません。

髪型にはあまりこだわりはないけど似合う髪型を提案して欲しい人もいますし、サロンに行くのはめんどくさいけど話すのが好きなお客様もいます。

多くの知識や経験、カウンセリング力や会話能力などいろいろな事が求められます。

得意な事があれば特化することも大切ですし苦手なら経験と練習を積み重ねれば大丈夫です。

美容師として働きたい。喜んで欲しい。話すのが好き。などの想いがあればあとは本人のやる気次第です。

練習について

誰でもはじめはある程度までうまくできたとしても練習をしているとある一定のところで成長スピードは落ちてきます。

そんな時に嫌になったりつまらなく感じて自分の感情に負けて練習をサボったり手を抜く人はアシスタントの段階で辞める人も多いです。

一回一回の練習の時に工夫して考えて続けていけばできるようになりますし、器用、不器用が重要ではなく、うまくできなくても諦めずに続けていくことが大切です。

サロンによって内容は違いますが、アシスタントからスタイリストになるまでのカリキュラムをまとめた記事もありますので参考にしていただけると嬉しいです。

接客の大切さ

上記でも説明していますが接客カウンセリングは美容師としてかかせない必要な能力のひとつです。

なりたいヘアスタイルを話してもらうために話しやすい雰囲気を作ることも大切ですし、人見知りであまり話したくないし髪型は自分に合ったものがわからないという方にはあまりしつこく聞かずに説明や提案をすることもあります。

お客様との信頼関係がなければ施術中に不安にさせてしまったり、本当はやってみたい髪型も任せてもらえないこともあります。

技術は練習をすればできるようになるので、接客が好きならカウンセリングや提案方法を考えていくとより得意な技術をすることができます。

まとめ

器用な人も多くいる業界なので不安になることもありますし比べて落ち込むこともありますが、練習すればできるようになりますし得意なことや自分らしさを出していくことが美容師として楽しくしていくための秘訣なのかもしれません。

技術についても全てが得意といった人はいませんし、有名な美容師の多くは誰よりも練習や勉強をしてより多くの失敗や経験をして成功しています。

最近は特化型サロンも多くなってきており、カラー、メンズカット、ショートヘア、ヘアセットなど自分が興味のある分野のサロンで働くという選択をすることもできます。

ある程度ならすぐできてしまう器用さより長く続ける努力の方が何事にも大切なので、得意をより極めて苦手なこともコツコツと身につけてお客様に喜んでもらえる美容師になりましょう!

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