消しゴムハンコのイラスト(図案)をタブレットと紙で作る方法

趣味

消しゴムハンコを作る際にまず必要なのは消しゴムはもちろんですが、イラスト(図案)もなければはじまりません。

本を買ってより質のいいイラストを使うというのも良いですが、自分で書いた完全オリジナルのハンコを作れるというのも最大のメリットではないでしょうか。

今回はイラストの作り方についてタブレットでの作り方と紙に書くパターンの2つの方法を解説していきますのでぜひ参考にしてください!

自分でイラストを考える

まずは自分がハンコにしたいイラストを考えましょう!

私はLINEスタンプを制作、販売しているので、今回はそのキャラクターを使って解説していきます。

ハンコにする際には彫刻刀やデザインカッターなどを使いイラストに沿って彫っていくことになります。

まだそんなに細かくは掘れないという方はできるだけシンプルに描いていくと後のカット作業がしやすくなってきます。

もとのイラストはこんな感じですが、少し線も少なくして丸くシンプルに掘りやすい絵にしていきます。

デザインがなかなか思いつかない方は、消しゴムハンコの本を参考にして自分に合った文字をいれたり絵を描いてみたりするところからはじめると作業がはかどります!

まずは一度やってみると次の改善点もたくさん見つかってきますので、文字やハートなどのシンプルな物からでも始めてみましょう。

タブレットで描く方法

私ははじめは紙に書いていましたがトレーシングペーパーだと繊細な部分の転写がうまくいかず、除光液転写を試してみたところうまく写り掘りやすかったのでこちらをおすすめします。

今回はアイビスペイントという無料のアプリを使って作っています。

タブレットで描く際のメリットは

①すぐに書き直しができる

②コピーも簡単にできる

③絵とペンのサイズを変えやすい

などがあります。

掘る際にイラストの線がはっきりわかるようにペンは細すぎない物を選びましょう。

こんな感じで描きました。

※タブレットの場合はこの画像をコピー機で印刷する際に転写する消しゴムに合うサイズに変換する必要があります。

タブレットを使った際の除光液転写の仕方につきましては別記事にて解説しています。

紙に書く方法

紙に書く際は濃いめの鉛筆がおすすめですが、濃いめのシャーペンでも代用することは可能です。

紙の場合はサイズ調整がしやすく手軽に転写もできる点がメリットで、トレーシングペーパーは100均にも売ってますし利用するハンコ専用の消しゴムにも付属している物もあります。

今回使っていく道具がこちらです。

はんけしくんにはトレーシングペーパーが入っていました。おすすめは初心者にも掘りやすいソフトタイプです。

転写するためのイラストを紙に書く場合はハンコの縁を鉛筆でなぞり、その中に文字や絵を描いてトレーシングペーパーでなぞります。

トレーシングペーパーの上から鉛筆でなぞる際にマスキングテープを使い紙がずれないように固定すると写しやすくなります。

描き終わったら次に消しゴムの表面についている粉をウェットティッシュなどで拭き取ります。

その後トレーシングペーパーの描いた面を消しゴムに丁寧に押し当て、爪先などでこすると転写することができます。

転写するとこのようになります。

もし消しゴムにうまく転写できてないところがあれば鉛筆などでなぞって修正するか、もう一度トレーシングペーパーで転写します。

うまく写すことができたらあとはデザインカッターなどで掘っていくだけです!

描く際のコツと注意点

ハンコ用に描く際のコツとしては、カッター等で掘るときのことを考えながら意識して描くことです。

一人一人の掘る技術によって変わってきますので、初めての方は線は細すぎずシンプルなイラストを作って少し大きめのハンコから作っていくと失敗しにくくなります。

トレーシングペーパーに鉛筆で描く際もしっかりとなぞらないと消しゴムに転写がうまくできない事があるので注意が必要です。

まとめ

今回はイラストの描き方についてまとめて解説しました。

ハンコを作る際にはイラストはかかせません。消しゴムハンコは自分だけのオリジナルの物を作れるというのも良いところですし材料も揃えやすく百均の物から始めることもできます。

インクを選べば紙だけでなく布や木材などにも使うことができますので、まだやったことがない方や今からやってみようという方にはイラストの描き方を参考にしていただけると嬉しいです。

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