美容師の将来性は?老後はどうする?早めの計画・早めの行動

仕事

美容師になって何年か働くと「これから先はどうしよう」「将来はどうなるんだろう」と悩む人も多くなってきます。

給料面や労働時間、立ち仕事による身体的な問題やお客様との年齢差によるギャップなど色々な不安要素もでてきます。

そんな中で長く続けていくにはどうしたらいいか、どういった選択肢があるのか自身の経験や周りの友達、スタッフ、上司、サロン経営者などの話をもとにご紹介します。

近年はフリーランスが多い

自身や周りのスタッフ、友達はフリーランスとして働いている人は何人もいますし、業務委託などの働き方をしている美容師はここ数年で一気に増えてきています。

フリーランスのメリットとしては休日などの働き方の自由度があることや収入が上がりやすいことがあげられます。

デメリットとしては自分で全ての必要な材料や税金などの管理をすること、何か問題が起きた場合には会社ではなく自分が責任を持たなければいけないなどがあります。

集客を自分でできる自信があり、安定した売り上げを持ち続けられるなら長く続けていけるでしょう。

また一度フリーランスとして収入を上げて資金を貯めてから出店を目標としている人も多いので先に今後の目標や目的を決めてから始めるといいでしょう。

美容師の定年は40歳?

皆さんも働いていてもサロンに行ってみても40代の美容師は少なく感じるのではないでしょうか?

一般的な会社員と違って美容業界では40歳頃から給料が減っていくという傾向があるようです。

辞めてしまう理由としては体力面や金銭面で将来の不安がでてきてしまうということがあげられます。

アイリストをはじめる人や、同じ美容業界だと知識や経験も活かせるのでディーラーとして働く人もいます。

自身の周りのスタッフでは結婚や出産後にパート、アルバイトとして復帰して長く働いているスタッフが多くいました。

偶然かもしれませんが、私が美容室の経営者に話を聞くと経営をはじめた時期が30代の後半が多く感じました。

辞める人が多い理由

退職する理由は色々な事情がありますが、アシスタントとして辞める場合とスタイリストになってから辞める場合の理由が違うことは多いです。

アシスタントとして辞める場合は、手荒れ、労働時間が長い、なかなかスタイリストになれない、給料が少ない、資格を取得できなかった、人間関係がうまくいかない、などがありまだ一人でお客様を担当することができないので美容業を辞めてしまうことが多いです。

スタイリストの場合は、給料が上がらない、売り上げが下がりだした、将来が不安、結婚によるお金や休日、人間関係、などが理由で辞めてしまう事があります。

スタイリストの場合は、自身でお店を出す場合、働くところを変える場合、フリーランスなど働き方を変える場合、を除くと美容師を辞める選択肢が多くなります。

新しい技術・知識

美容師は常に最新の流行、技術、知識など取り入れる必要があります。

一人も失客をしないという事はまずないので常に新規集客をすることも大切です。

自分自身が歳をとると若い層のお客様との会話や美容意識に対するギャップを感じてしまったり、担当しているお客様の年齢層も上がっていき美容院に来れなくなってしまう方もいます。

新規集客をするにあたってSNSや最新の技術や知識を講習などで何歳になっても学ばなければ少しずつ失客により売り上げ、収入が減ってしまいます。

生涯美容師をするには

例えば親が美容師で個人でサロンを経営している場合は受け継ぐことができれば初期費用が抑えられるぶん安定して収入に繋がりやすいです。

サロンを経営する場合は初期費用やローンを組むことが多く、経営した後はサロンを維持するための売り上げや社員を雇っているならば給料が必要になります。

フリーランスとして生涯働くにしても自身で新規集客をし続け、病気や怪我をして休むと失客に繋がる上に社員でないため収入はなくなってしまいます。

サロン経営しつつ美容師としてお客様の担当をする事で売上を少しでも安定させている人もいますし、完全に経営者として次々と店舗を出している人もいます。

早めの行動

何より早い段階でどういった働き方をしていくか計画を立てて、お金を貯めたり経営の知識をつけたりと行動をしていくことが大切になってきます。

美容師を辞めようと思っても他の仕事にいかせるスキルがないといった理由で転職することが難しくなるので、別の仕事をする、美容関係の仕事をする、美容師として働く、サロンを経営したいなど美容師になった時点から早めの計画、早めの行動を心がけるとよいでしょう

まとめ

一般的な会社員とは違い給料がなかなか上がらず、むしろ年を重ねるごとに減ってしまうこともある美容師ですが、40歳までにどう動くかどうしたいのか考えて行動することが安定や安心に繋がるので大切です。

一度仕事を変えても経営者になっても資格はなくならないので技術力を維持できれば復帰することも可能なのが技術職のいいところでもあります。

これから先も長く続けるためにはどうすればいいのか職場の先輩や社長などから話を聞いていくのもいい情報になっていきます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました